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読書備忘録です。

眠りにつく太陽/桜井邦朋

ちょっと前に太陽活動が低下していて、地球が寒冷化するかもしれないという報道があって、へえそんなものかと思ったのだが、本書は、太陽物理学の第一人者が2年程前に書いた同様の趣旨を述べるもので、極東ブログにも書評があった。
第1章「歴史に見る地球の気象変動」は、私にはとても興味深く、もっと丁寧に書いて欲しかったところ。まあ専門とはちょっとずれるんだろうけれど。
本書ではIPCCのクライメートゲートなどと呼ばれるスキャンダルが紹介されているが、IPCCが政治的になり過ぎていることは極めて不幸なことだ。

眠りにつく太陽――地球は寒冷化する(祥伝社新書215)

眠りにつく太陽――地球は寒冷化する(祥伝社新書215)