HONMEMO

読書備忘録です。

世阿弥/白洲正子

能に対する深い理解と愛情から、時に厳しい現代*1能楽批判もなされているけれど、能を何にも知らない私のようなものには、理解及ばないところも多い。

さいわいお能には、未だ美しいものが部分的には残っている、それを今のうちに見出して、生まれた当時の生き生きとした姿に返して貰いたい。今の能楽師に、切にのぞみたいのはそのことです。

さて、白洲正子の批判は届いたのか?

世阿弥 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

世阿弥 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)


250円@BO

*1:といっても、はや半世紀前か。