本書あとがきは、普天間問題が喧しかった昨年11月に書かれているのですね。*1
世界の潮流なり、構造変化なりについての見方、中国と米国との関係などについての考え方なども含めて、今やそれほど目新しい見かたということではないかも知れませんが、自ら「世界を知る」ということは簡単なことではないと最近思います。
本書が出て1年がたち、オバマ政権や民主党への期待が失望に変わろうとしている今、どのように世界をとらえるべきなのか、「問題解決に向けた強い意志」が改めて求められているのでしょう。
- 作者: 寺島実郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: 新書
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