2026-03-24 水の中の哲学者たち/永井玲衣 エッセイ 学術・教養 哲学対話という概念、領域があることを初めて知った。哲学とはざっくり真理を追求する学問で、その手法(の一つ)として対話、弁証法があるということだと思っているのだが、哲学対話は、問いについて対話すること(あるいはそのために思考すること)自体に重点が置かれ、真理への到達は必ずしも目的とされていないように見える。そういう意味で、哲学というよりはコミュニケーション論あるいはセラピーなどに近いものであるのだろうか。 本書は哲学対話をめぐるエッセイで、人気になるのもわかるのだが、正直文体が好みに合わない。 水中の哲学者たち 作者:永井玲衣 晶文社 Amazon