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読書備忘録です。

中国行きのスロウ・ボート/村上春樹

村上春樹の最初の短編集。1980年から82年にかけて発表された表題作のほか、貧乏な叔母さんの話、ニューヨーク炭鉱の悲劇、カンガルー通信、午後の最後の芝生、土の中の彼女の小さな犬、シドニーのグリーン・ストリートの7編*1
村上春樹は短編もいいですね。というか、短編の方がいろいろと楽しめて贅沢な気分です。30年前、私が学生の頃の作品ですが、都会的なしゃれた雰囲気は今も古びないですね。

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

*1:私の持っているのは、86年初版とあるので、↑(97年発売)は改版されたということでしょうか。