吉行淳之介の作品は初めて読みました。解説で川村二郎が「そもそも物語は、この作品の副次的な要素以上のものではない、…」「…たしかに物語はある。しかしそれは作品の核心ではない。」と書いていますが、たしかにその核心でないところが何とも言えない余韻を残すのでしょう。やはりただのエロ小説ではありませんでした。
- 作者: 吉行淳之介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1982/05/27
- メディア: 文庫
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吉行淳之介の作品は初めて読みました。解説で川村二郎が「そもそも物語は、この作品の副次的な要素以上のものではない、…」「…たしかに物語はある。しかしそれは作品の核心ではない。」と書いていますが、たしかにその核心でないところが何とも言えない余韻を残すのでしょう。やはりただのエロ小説ではありませんでした。