若者のすなる日記といふものを、つれづれなるままに、おっさんもしてみむとてするなり。かつ消えかつ浮かぶ澱みに浮かぶうたかたのごときよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。いとをかしイ・・・かもしれない。
斎藤美奈子「読者は踊る」のいう小市民的読者である私は、踊り踊らされ、あの本もこの本も読みたいと思うわけです。ここ数年は、年間100冊ほどの本を読み散らしてきたけれど、年をとるにつれ、読んだ本の内容を読んだ先から真っ白に忘れてしまうことが多く、同じ本を買ってしまって読んでる途中で「なんだか読んだことがあるような」と気付くなどということもあるものだから、読書録ぐらいつけておくかと。
それだけなら別にこういう公開の場に恥をさらすようなことをする必要もないわけなのだけれど、わざわざこういうところに書くのは、面白かった本とかを他の人にも読んで欲しいなあと思うところがあるんでしょうねえ。愚かだなぁ。
- 作者: 斎藤美奈子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/12
- メディア: 文庫
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