アントニヌス→マルクス・アウレリウス→コモドゥス→ペルティナクス→セヴェルス
- 平和な時代に困難を想定した改革を行ったハドリアヌスは偉大だったが、慈悲深いアントニヌス・ピウスは平和を享受して何もしなかった。
- 哲人皇帝と言われるマルクス・アウレリウスは、息子コモドゥスを後継に指名したことで後世において非難されるが、それは致し方なかったのではないか。
塩野節を一つメモしておきます。
人類の歴史は、悪意とも言える冷徹さで実行した場合の成功例と、善意あふれる動機ではじめられたことの失敗例で、おおかた埋まっていると言ってよいのかもしれない。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08/28
- メディア: 文庫
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