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読書備忘録です。

人間はどこまで動物か/日高敏隆

「春の数え方」の続編。
「人間はどこまで動物か」という問いには、一本のスケール上での到達度を問題にしようとする近代の呪縛があるという。先進国・後進国、偏差値という概念も同じではないかと。(表題作)
本当の自然の草を「雑草」として刈り取り、ガーデニングとかいって外来の植物を愛するひとが増えているが、これで「自然と共生する」などということができるのだろうか。(草と「雑草」)

人間はどこまで動物か (新潮文庫)

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105円@BO