分類することに意味はないが、ノンフィクションのカテゴリーに入れようとして躊躇し、教養というところにしておくことにする。本書は、自分の内面を見つめ、考える哲学の書。「米兵をなぜ撃たなかったのか」というところは読んだことがある(教科書で?)が、そのほかの部分も、これでもかというほど誠実に自分と向き合おうと、あるいは人間を捉えようとしているところに打たれるのだろう。
2か月近くも本を読まなかった…。こんなに本を読む間隔が開いたのは、少なくともここ10年はなかったこと。週に1冊くらいは読みたいものだ。
- 作者: 大岡昇平
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1967/08/14
- メディア: 文庫
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