HONMEMO

読書備忘録です。

ゲルマニウムの夜/花村萬月

年の締めくくりに読む本としては、さわやかとは言いかねるし、ふさわしい本ではないけれど。

神は欲しているときに言葉をくださらないが、どうでもいいときには言葉の中に満ちている。つまり、神は遍在しているのである。

とか、読んでてちょっと気恥しいところもあるけれど、まあなかなか。芥川賞受賞作。

ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉

ゲルマニウムの夜―王国記〈1〉


105円@BO