壁本としか言いようがないというのが私の感想です。
最後の最後は、そういう落とし方だったかとハッとさせられる思いもありましたが、本書のキモであるハイジャックした機内での殺人についてのトリックの構成というのか、推理の過程というのか、あまりに稚拙で*1、リアリティもなく、噴飯ものとしかいいようがないと思います。
- 作者: 石持浅海
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/04/12
- メディア: 文庫
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*1:犯人はまず普通に考えると○○だろうと思えるのに、あーでもない、こーでもないといろいろ考えて、結局○○でしたというのががっくりきてしまいます。