先頃、おそらく発売直後だったためだろう、地味な本なのに渋谷の大規模書店で大きく展開されていて、衝動買い。
雑誌「考える人」に連載された「考える人」16人の考えを考えた本。考え考え読む。
16人とは、小林秀雄、田中小実昌、中野重治、武田百合子、唐木順三、神谷美恵子、長谷川四郎、森有正、深代惇郎、幸田文、植草甚一、吉田健一、吉行淳之介、色川武大、須賀敦子、福田恆存。
この中でまともに著作を読んだことがあるのは、須賀敦子だけだ。小林秀雄は高校時代背伸びをして読みはじめたものの途中で投げ出した記憶がある。福田恆存はシェークスピアの翻訳を読んだことがあるだけ。恥ずかしい限りでもあるけれど、これからの楽しみが多くていいともいえるわけで・・・。
- 作者: 坪内祐三
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/08/24
- メディア: 単行本
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1575円@渋谷の大規模書店