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読書備忘録です。

気がつけば騎手の女房/吉永みち子

三冠馬ミスターシービー騎乗で有名な騎手吉永正人の妻、吉永みち子の半生記。東京外語大卒、「勝馬」入社、草創期の「日刊ゲンダイ」の競馬記者、3人の子供づれの吉永騎手と結婚…なかなか波乱の半生だが、何と言っても、ミスターシービーの母シービークインとの出会いがどれだけ大きく氏の人生を変えたかを思うとき、人生ってやっぱり結構味なものだよなと平凡な感想を持つ。
大宅壮一ノンフィクション賞受賞。大宅賞の本を探している中で発見したもの。大宅賞作品全作読破でもするかとも思ったが、嫌いな佐野真一の作品があるのでやめた。

気がつけば騎手の女房 (集英社文庫)

気がつけば騎手の女房 (集英社文庫)


250円@BO