久しぶりに本を読む。
- 水槽に浮かぶ死体の移し替えのアルバイトのアイロニックな顛末 「死者の奢り」
- 黒人兵をペットのように飼っていた子供が逆に監禁されて… 「飼育」(芥川賞)
- 脊椎カリエス病棟にやってきたうさんくさい学生をめぐって 「他人の足」
- 事件の傍観者に対する嫌悪 「人間の羊」
- ろくでもない進駐軍通訳のために少年は父を殺され… 「不意の啞」
- 脱走兵を匿うはめになった彼は… 「戦いの今日」
大江健三郎初期の(昭和32〜33年)短編集。大江健三郎って、こんなにわかりやすい文章を書く人だったの?
解説は、江藤淳。へぇ。
- 作者: 大江健三郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1959/09/29
- メディア: 文庫
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