恐竜は絶滅しているだけに、その色は?声は?歩き方は?など基本的なことも最終的には想像するしかないようなところがあるが、そのようなことを鳥類との緊密な類縁関係をもとにして考察する。
内容も興味深いが、ぶっ飛んだユーモアあふれる筆致が最高。図書館で借りたが、買ってしまうかも。
冒頭「はじめに」のタイトルは、「鳥類学者は羽毛恐竜の夢を見るか」であり、書き出しはこうだ。「世のなかには2種類の人間がいる。恐竜学者と鳥類学者だ。そして、私は鳥類学者だ。それ以外の人?・・・些細なことは気にしないでいただこう。」
- 作者: 川上和人
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/03/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (8件) を見る