HONMEMO

読書備忘録です。

希望の国のエクソダス/村上龍

2000年上梓の近未来(2002〜2008)小説。日本の経済社会の停滞、閉塞状況の中で、中学生が集団で不登校となり、ベンチャーを立ち上げ、危機感のない日本の金融危機を救い(マッチポンプ?)、希望だけがないこの国を脱出する。

村上龍は、70年安保(「69」)に強烈な影響を受けていることを確認する。

これも娘が置き去りにした本。