HONMEMO

読書備忘録です。

大聖堂/ケン・フォレット

長い長い物語を読むのは久しぶりだ。
イギリス中世の王権と教権のせめぎ合い。貴族、修道士、職人といった人々の姿。修道院、城、村そして森。権謀術数と愛憎。
ダイナミックなストーリー、登場人物の造形はもとより、当時の世相や建築のディテールもすばらしく、満足感120%。
ケン・フォレットは、ハードボイルド「針の眼」(これもなかなか面白かった。)をずいぶん昔に読んで以来。

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

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105円×3@BO