脳梗塞に倒れ自らも高次脳機能障害を負うことによってはじめて、大人の発達障害を抱える妻の苦しみが真に理解されて、夫婦関係は大きく変化していく。
障害者理解の「ためになる本」という読み方もあろうが、1組の夫婦のノンフィクションとして、不謹慎な物言いながら面白い。ユーモラスな(マンガチックな)文体もふさわしい。
されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間
- 作者: 鈴木大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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