HONMEMO

読書備忘録です。

宇宙は何でできているのか/村山斉

素粒子物理学をわかりやすく説くものとして著名な本。第2章の素粒子標準模型のあたりまではなんとかついていったが、そのあたりで集中力が落ちてわけわからない状態に。

標準模型で電磁気力と弱い力が統一されそうだが、そこに強い力も含めた「大統一理論」はまだ確立されておらず、超ひも理論によって重力も含めて完全な力の統一を実現できるかもしれないという。新しい理論は実験で証明され、実験から新しい「謎」が生まれる。物理学は、常に理論と実験の追いかけっこだというので、大統一理論が実験で証明されてもまた謎が出てくるということもあるのだろうか。

そもそも宇宙の話、素粒子の話は果てしない話でクラクラする。

暗黒物質、暗黒エネルギー、反物質って、SFの空想の産物じゃないのね・・・