HONMEMO

読書備忘録です。

聖の青春/大崎善生

短くても、苦しくても、・・・無念だったかもしれないけれど、なんと天晴れな人生だろう。
こういう題材は(自分で書いていて嫌な言い方だなと思うけど)出来る限り淡々と記すべきだと思うんだな。著者の思い入れみたいなのが読み手に感じられるとイヤらしくなるもの。この本は、踏みとどまってるかな。
ブックオフで105円で買って積んであった本なので、文句も言えないのだけど、前に読んだ人が傍線とか、チェックとかしていて、感動に水を差してくれました・・・。

聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)


そういえば、読売の書評サイトにたまたまでていたので、参考まで。http://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/20050215bk02.htm