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読書備忘録です。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万里

リッツァ、アーニャ、ヤスミンカ、著者が幼い時に暮らしたプラハでの友人との再会が東欧の激動の時代を浮かび上がらせる。「読者は踊る」の解説を米原が書いていたのと逆にこの本の解説を斎藤美奈子が書いている。私は斎藤美奈子を高く評価するが、太平洋戦争観といったものは違うかもしれないと、解説の中の一文をみて思った(この本の話と全く関係ないが)。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)