HONMEMO

読書備忘録です。

コロナショック・サバイバル/富山和彦

・コロナ危機はL(ローカル)→G(グローバル)→F(ファイナンシャル)の順に襲う。

・生き残りの鍵として、

1 最悪事態を想定し最善の準備を

2 Bad Newsを明らかにして信用毀損を恐れない

3 日繰りキャッシュ管理が全て

4 トリアージ経営

5 独断即決

6 法的整理も手段のうち(タフネス)

7 融資と投資の用意

8 国民感情、社内空気に流されず打って出る

・経済対策で守るべきは、財産も収入もない人々とシステムとしての経済

・企業の基礎疾患=大企業の日本的経営、中小企業の封建的経営

・コロナショックは、日本にとっても世界にとっても大きなパラダイム転換のきっかけとなる。

・全ての産業でグローバルサプライチェーンモデルと地産地消モデルとのリバランスの動きが出てくる。

特段目新しいことは言っていないのかもしれないが、簡潔明瞭な提言でなかなか説得力がある。

 

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画