HONMEMO

読書備忘録です。

2030年中国ビジネスの未来地図/チョウ・イーリン

 

これからの不動産市況なども含めてのママクロ経済の行方とその影響とかも含めての近未来予測を期待していたこともあって、最新の消費トレンドと企業の対応といったあたりがメインとなっている本書は、期待はずれ。ズレた期待をする方が悪いけど、ここで書かれている消費動向等は中国ビジネスを考えている人にとって目新しいものなのかしら?

商品・サービスを浸透・普及させることを下沈というが、9億の人口を擁する3級以下の田舎(都市には1〜5級のランクがある)が下沈市場として有望視されていると。下沈という言葉は日本語からイメージする内容と全く違って、初めて知ったが、だんだん周辺市場が有望になってくるのは当たり前でそういうステージなのね、以上のものでもない。