株主利益の最大化を図るのでなく、従業員、コミュニティ、サプライヤー、ベンダー、顧客なども含めた全てのステイクホルダーとともに価値を共有する資本主義、ステイクホルダー・キャピタリズムへのシフトが重要であり、その実現に向けて様々な活動が始まっているー消費アクティビスト、従業員アクティビストなど、個人の小さな社会的・政治的な活動が活発化していると。
ステイクホルダーの価値が対立する中で価値をどうシェアするかというのが難しい問題なのだと思うのだが、そのあたりが楽観的だからなのか、アクティビストはお気楽なものと突き放すか、あるいはヴィーガンとか自分の持つ価値と異なる場合には価値を押し付けないで欲しいと目を背けたくなったりする。
日本は日常的な個人の政治、社会的な言説、行動が少なすぎることの方が問題なのだろうが。
