HONMEMO

読書備忘録です。

歴史思考/深井龍之介

歴史思考とは、「歴史を通して、自分を取り巻く状況を一歩引いて、客観的に見ること」(メタ認知)であり、これにより、「当たり前」が当たり前ではないことに気づき、目の前の悩みから解放される、という。

このような言説で悩みから解放される人もあるだろう。その人にとって、この本は価値あるものではある。古典を読め、は大事で、古今皆が言っている。この人の言葉でそれが届く人がいるならそれも結構なことだ。